こんにちは。
ラクサリーライフ コンサルティングの栗岡秀樹です。
火災保険の見直し術 第3弾です。
なぜ火災保険を見直すと安くなるのでしょう…。
今回は応用実践編です!(^^)!
前回は保険会社を替えるだけでも安くなる場合があることをお伝えしましたが、
今回は保障内容に目を向けていきましょう!
まずは保険金額です。
【最大いくらまでの保障をしてもらえるか】という金額ですね。
基本は全焼・全壊した時に再建築できる金額を掛けるものです。
しかし、その保険金額は本当に適正ですか?
過度に入っておられる家を、今まで何軒も見てきています。
多額の保険金額をかけていても、通常は全焼・全壊時にしか出ないですし、
家の価値以上に入っていた場合、全焼・全壊時にも満額出ない場合もあります。
これでは、保険料の掛け損ですね。
次に、付加保障やオプション保障です。
よく見かけるのが水災保障についてです。
火災保険ですが、洪水等の水害も保障してくれます。
しかし、この保障は一般的に床上浸水からの保障になります。
この保障がマンションの上層階にお住いの方にも入ってたりします。
必要ないですね(^_^;)
他の項目でもこのようなことは散見されます。
このように本当に必要な保障が選ばれているかのチェックでも、保険料は安くなります。
まだまだあります!次は保険料の払い方です。
「あと何年住むかわからないので、毎年1年分を払って更新しています」
という非常にもったいないお話もよく聞きます。
仮に1年2万円の火災保険に35年間入ったとします。
保険料合計は2万円×35年間=70万円ですね。
これを35年一括で入ったとしたら、約30%も割引がありますので約50万円で入れるのです!
「でも あと20年くらいしか住まないかも・・・」
大丈夫です!35年一括で入っても20年で家を手放すことになったら、
ちゃんと15年分返金されます!
同じ20年間の保険料で比べてみましょう。
毎年更新の場合は2万円×20年間=40万円
35年一括で先に払ってる場合は、
約50万円÷35年間×20年間=おおよそ28万円台で入れることになります!
同じ理屈で、「もう先に35年一括で入っちゃってるからなぁ・・・」
というお家でも大丈夫ということですね。高い火災保険の残期間分が返ってきますので
その分で見直せば、手元にお金が残るのです!
火災保険は長期で入ったほうがお得なのです!
これは是非試算してみたいですね!
それから、セキュリティについても多いですね。
最近は、セキュリティに加入される家もよく見かけます。
セコムや綜合警備、関西では関電SOSや大阪ガスホームセキュリティ等のことです。
前回お伝えしましたが、火災保険では盗難の保障もあります。
セキュリティにご加入の家は相対的に盗難に遭いにくいので、
保険料の割引があるのですが、これが適用されてない保険をよく見かけます。
というより、この割引制度がそもそもない保険会社もあります。
他にもいろいろと安くなる要素はありますが、個別案件でお伝えいたします。
要は、火災保険は見直せば安くなるのです!
このブログでも実例を載せていきます。
この3連投の記事を載せてからと思っておりましたので、
ご紹介できる実例は過去実例も含めてたくさんあります。
是非ご参考にされた上で、見直しの試算をご依頼ください。
お待ちしております。
住宅建築コーディネーター
住宅ローンアドバイザー
FP 栗岡 秀樹